西ドイツの教育 2
(2)学校教育と社会教育
第2の点は、青少年をとりまく環境、とくに学校制度との関係です。
西ドイツの義務教育は、一応18歳までですが、15歳以上は必ずしも全日制の学校である必要はないのです。
週1~2日通学する職業学校でもOK。
実際、全日制の高等学校が準義務化されている日本とは異なって、西ドイッでは青少年の過半数は15歳で国民学校を出たのちに、職業学校に通いながら職業準備生活(徒弟)に入り、学校生活よりも社会生活にウェイトが置かれるのです。
また国民学校など、15歳までの通常の義務教育の学校では、ふつう授業は午後1時ごろまで。
青少年はその後の時間を地域社会で過ごすことになります。
その場合、一般に学校を中心としたクラブ活動などはなく、むしろそのようなスポーツ活動や文化活動は、地域の施設や団体を利用して行われているのです。
