飛躍への足場 2
同時にIBMの業績も急上昇していました。
売り上げはそれぞれ5年前に比べ、1960年には3倍以上、「965年にはほぼ2倍伸びました。
フォーチュン誌の産業会社ランキングでみると、1954年に61位であったのが、1960年には27位、1965年には9位へと躍進しました。
・・・・ここでIBMの海外活動について触れておかねばなりません。
戦前から手広く海外に拠点を持っていましたが、ワトソン一世は1950年にワールド・トレード社(WTC)を設立し、これまでの国外における資産や権益を、ここに集中することになりました。
同時に次男のディックをWTCの管理に当たらせて、親子、兄弟の骨肉関係による分担支配と結合関係の強化をはかりました。
同社は世界にわたる子会社のなかでも、戦前から古い関係にあったイギリス、西ドイツ、フランスには強力な拠点を持ち、研究所まで備えていました。
IBM全体の売上高に占める同社の比重は、1950年代にはだいたい18%前後でしたが、1960年に20・6%、65年には30・4%へと、拡大の一途をたどっています。
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