教育を考える 2
学校が子どもに要求しているのは知識のまる暗記であって、知恵を身につけることではありません。
教師は一方通行的な方法しか知らず、生徒の大半が教師を喜ばせるために、その方向に沿って学習しなければなりません。
明日の授業は次の10ページをやる。
家でそこを予習してきて、教師が満足するような答えが出せるようにしておくこと、というわけです。
その影響はわたしの治療室でもみられます。
子どもの患者に呼吸法を教えると、それを理解しようとするのではなく、自分がどんなにうまくやれるかをわたしに見せたがるのです。
わたしは芸当には興味がありません。
興味があるのはいのちの動きそのものであり、彼らがからだの内部でつくりあげる活動なのです。
現行の教育体制は生徒ひとりひとりの創造性を育むことには関心がありません。